P!-S-Pa!

梅雨に入って、蒸し暑い日も多くなりました。
我が家はコンクリートの公営住宅で、与えられた居住の立地条件があまり思わしくなく風通しが悪いです。
壁にカビがはえるほどの酷さはありませんが、とにかく湿気が多い。
湿気が良くないものは色々ありますが、電源プラグのトラッキング現象にも注意が必要です。

長期間に渡り、電源プラグを差し込んだままのコンセントがある。

そのコンセントを外して掃除をしたことがない。
これだけでも危険な状態に近づいています。

「トラッキング現象」は、簡単に言うと
１．電源プラグと差し込んでいるコンセントにはわずかな隙間が必ずあります。
２．その隙間に埃がのって、その埃が湿気を吸います。埃が水分を含むと電流が流れやすくなります。
３．電流が流れることによって、プラグの絶縁樹脂部分が炭化します。

ここまでの過程と現象をまず繰り返します。
ここから進行すると・・・
４．次に、さらに絶縁樹脂の炭化が進行して、より多くの電流が流れるようになります。
５．電流の増加で、炭化した部分の発熱量が高くなります。
６．プラグ樹脂の絶縁効果が完全に失われ発火します。



このトラッキング現象が原因で起こる火災は年々増加しているとか。
予防するには、差しっぱなしの電源プラグを抜いて掃除をするしかありません。
今日はその掃除をしました。

うちのプラズマテレビですw繋いでいるAV機器が多く差しっぱなし電源プラグだらけです。
ブルーレイレコーダー、ブルーレイプレイヤー、ＰＳ３、スカパーチューナー、サウンドボード、電波時計、外付けHDD
ホームシアター用照明、テレビの隣にはレコードプレイヤー。
テレビの背中側は、機器を接続するケーブルも含めて配線コードで見るも無残にごった返してますｗｗ

テレビを前方に引き出した状態です。
見るとケーブル、コード類を束ねてしまえと思いますが、束ねるとこれがまた熱を帯びて発火してしまう恐れが有るのであえて束ねていません。差し込んであるプラグすべてを一気に抜いてしまうと、掃除して差し戻すまで時間が稼げないので順番に行いました。


プラグ側も、コンセント側も丁寧に掃除機をかけました。（あー面倒ｗ）
コンセント側も掃除機をかけると、手元の「ハウスダスト発見センサー」が点灯しますｗ
中も埃が入るようです。

プラグ、コンセントを掃除したついでに、ケーブルを持ち上げて畳の上やAV機器の裏側も掃除しました。
普段はなかなか出来ないですからね(>_<)

ここは一応終了しましたが、家の中にはまだ差しっぱなしのコンセントがあります。
なるべく早く処理をします。

「トラッキング現象」。皆さんも気を付けましょう。