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パソコンチェアの修理

今回はマニアック!??ww

パソコンチェアが壊れました。
と言っても正確には組み立て時に締め付けたはずのボルトが外れました。原因は不明です。
キチンと締めていなかったか、または長い期間をかけて少しずつ緩んで脱落したかと思われます。

椅子の修理1
椅子の座面を固定しているボルト2本が自然に抜け落ちました。
一本は、かなり前に緩み落ちて気が付かず、部屋の掃除の時に見慣れないボルトが畳の上に落ちていながら
何のボルトなの解らないまま処分してしまいました。

4本中3本のボルトが締まっているので座っていても支障が出ない。これが痛手でした。
ボルトのない箇所から座る度に振動などでシートステーと座面に隙間ができて歪みなどが生じ
隣のボルトに波及、緩んで脱落しました。

2箇所外れると、座っていても楽じゃありません。このままでは困るので修理です。
処分してしまったボルトは取り戻せないので、代わりのボルトを用意します。

が、・・・ここで問題が発生。
東南アジアの某国で作られたのに椅子は、コストパフォーマンスの高さが売りでしたが外国製による弊害がありました。

使われていたのはインチサイズのボルト。おいそれとは用意出来ません。
椅子の修理2
ホームセンターにでも行けば売ってるでしょうけどね。
必要なのは一本で、不要な十数本パックなどを買えば残りは捨てる事になります。お金がもったいない。

そこでボルトを替えることにしました。
ミリサイズのボルト。勤務先の工場から現地調達しましたww
椅子の修理3
6ミリサイズです。(見比べると、ねじ山の間隔がインチサイズよりも細かく多いのが判ります。)
しかし、このままネジ穴にこのボルトを入れても入るわけがないので、合うネジを立てます。
工具はこちら。
椅子の修理4
6ミリのタップと加工工具。これも工場からの拝借品ww

これを元々開いているネジ穴に入れてねじ山を立てます。
椅子の修理5
ねじ山の立っている穴に上から更にねじを立てるのは、ねじ山が甘く弱くなるので普通はやりません。
でも他に対策がないからやってしまいましたw
椅子の修理6
加工が済んだらミリサイズのボルトをボールポイントの付いた六角レンチで締め付けます。
ボルトには緩み防止となるスプリングワッシャーと平ワッシャーを入れてあります。
椅子の修理7
持ち手が長い方を使って完全締め付け。テコの原理で高いトルクがかかります。
締め付け過ぎるとねじが潰れて滑ってしまいます。こうなると修正が効きません。気をつけましょう。

隣の外れた純正ボルトも入れて締め付け。更に外れていない他の箇所も忘れずに増し締めをしておきましょう。
椅子の修理8

仕上げは修理のついでの拭き掃除w
椅子の修理9
ガス式上下可動部に潤滑剤を噴きかけて動きを滑らかに、樹脂の部分には艶出し保護剤で拭き上げて完了です。
椅子の修理9a

これでまだ数年は使えるでしょう。お金も使わずに済みました。(^o^)v

ペイさん、お疲れ。



まったく疲れてないけどねww



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